■石垣島のタビ -楽日-■

10時起床。3時過ぎに消灯したはずなのに全然眠れず、
6時くらいまで記憶がある…。窓の外でゴウゴウ音が
してたの、気になっちゃって。「雨か？でもそんなわけ
ないよな～。波の音だ波の音。」と言い聞かせて就寝。
朝はぴれちゃんが部屋の戸を叩く音で起きたのでした。

「ちょっと出てごらんよ～。」と言われ、部屋の外に
出ると「うわっ、寒っ！！」。そう、昨日の音はやはり
雨だったのです。そして沖縄とは思えぬ寒さと風。
これじゃ海は無理だ、ということで船は中止に。
ゆっくり支度してチェックアウトし、昨日ぜんざいを
食べたなかよし食堂に向かいました。それにしても
寒い～。雨も降り出して来ましたよ。本当に沖縄？

なかよし食堂に着いたらオープン前だったため、
少し時間を潰して再訪。八重山そばを頂きました。
こちらの麺は太めで丸くて、ちゃんぽん麺みたい。
yukkyのポークまでもらって、満腹でございます。

 

 【なかよし食堂の八重山そば】

腹ごなしに歩いてみやげ屋『あ』へ。さんごちゃんが
教えてくれたＴシャツ屋さん。なんとこの店営業時間も
不定ならば、休みも不定。いつ開いてるかわかんない、
っつうオキナワーンな店なのです。（『あ』というのは
1文字で、脱字ではありませんの）実は今日行った時も
まだ店は開いてなくて、皆で窓に張り付いて中を凝視
していたらお店の人が気づいて開けてくれたという…。
「いつ行っても閉まってて、3回目でやっと入れた」
という人もいるみたいなので、我々はラッキーですな。
自分用とお土産用に1枚ずつTシャツを購入しました。

ホテルに預けてた荷物をピックアップ、タクシーで
おばあちゃんちへ。ともきが飛びついてきたのは
ヴィンちゃんのキーホルダー。飽きてなかったんかい。
またしばらく「微笑み返～し♪」とキーホルダーを
鳴らしまくってました。かわいいな～。

ともきがなおみおねーさんと出かけて行ったので、
お土産を買いに外出。殆ど何も買ってなかったから
今買っとかないとな。実家へのお土産と、お世話に
なってる友人へのお土産を買いました。

再びおばあちゃんちへ。皆で御神崎へ行くことに
なりました。車で15分って言ってたけど、30分くらい
乗ってたんでないかい？沖縄時間だな～ぷぷぷ。
御神崎はテッポウユリの名所らしいんですが、
ユリどころか花ひとつ咲いてねえ！ぴれちゃんには
「ハイジの丘みたいだ」なんて聞いてたんだけど、
丘はあれどそんな牧歌的な光景はどこにもナシン。
まるで火サスのような崖で、飛ばされそうです。
しかしその強風が面白すぎてずっと「ぎゃ～！」
「あひゃ～！」などと奇声を発し、しまいにゃ「わは
ははははー！」なんて笑い出してしまったね。

 

 【御神崎三景、沖縄っつーより明らかに日本海】

帰りに父への土産に泡盛を買い、おばあちゃんちへ
荷物を取りに。あんまり時間がなくて慌しくなっちゃい
ました。このおばあちゃんちはかまぼこ工場なので、
お土産にわさわさとかまぼこを頂きました。わーい♪
「おばーちゃん、ありがとう！」と言ったら嬉しそうに
してくれたよ。いい顔だなぁ。他にもじゅんこさんの
お姑さん手作りのサーターアンダギーや波照間の
黒糖を頂きました。何しに行ったんだかわからない
くらい、本当に色々もてなして頂きました。大感謝。

挨拶をして石垣空港へ。yukkyとさんごちゃんが
車を返しにいってる間に最後のお土産購入。街の
酒屋さんで地ビールが売ってなかったため空港で
買いました。しかもその荷物、ぴれちゃんが持って
くれたりして…どこまで楽すりゃ気がすむんだ、自分。

んで、その後。なんとセキュリティチェック用の機械が
壊れたっつーでないの。急遽預ける荷物用の機械にて
チェックすることに。チェック自体は問題なく済んだの
ですが、そのチェック済み荷物を空港職員が運ばずに
自分達で運ばされたため「どの荷物がチェックOKなのか
わからないよ」という状態になってしまいました。その
職員は別の職員にきつく叱られていましたが、時間が
ないんだからそんなのは後でやってちょうだいよね～。
「面倒だからもう1回通しゃいいよ。」と、直った機械に
再度通してやっとこチェックを終わらせたのでした。ふう。

そのせいか強風のせいか若干飛行機が遅れましたが、
羽田にはそんなに遅れずに到着。何とか帰宅です。

独特の文化に触れたり、沖縄なのに寒かったりして
今回も色々面白い旅でした。人間関係もよくわかって
なくて、わからない人は「ん～まぁだいたい親戚。」
で済ませてたからね。うはははははは。さすが沖縄。